上場株

上場株とは、証券取引所で株式が公開され、証券取引所の株式市場にて売買取引が行われている株券の事を指します。

企業が上場するためにはいろいろな基準をクリアする必要があり、事業が継続されている年数や利益の金額、株主の数や株式の数などの一定の基準を満たした企業だけが、上場をすることが許され、同時にわたしたち投資家は、こうした企業の情報が公開されているために、株を購入して投資を行う際の大きな参考になります。

上場した企業の株は、証券取引所で取引が行えるために、誰でも購入することが可能で、現在ではインターネットを経由してパソコンやスマートフォンなどでも上場株での投資取引が行えるようになっています。

こうして株を購入することによって、その株券の量に応じて企業からの配当金の分配を受ける事ができたり、様々な株主優待のサービスを受けたり、また株主総会などで、経営陣に対しての発言権を持つ事が可能になります。



もちろん、上場した株式会社にもたくさんの企業が存在しており、そうした企業の株を非上場株や未公開株などと呼んだりします。
こうした株は、証券取引所での取引が行われていないために、売買をするためには取引所外での取引を行う必要があります。

このように、上場株は様々な特徴がある株になりますが、企業にとっては上場を行うことによって様々な利点があり、そのうちで最も大きなものが資金の調達が行いやすくなるという事になります。

株を上場して公開することになり、より広く株が買われることになり、小さなコストで資金の調達が可能となるために計系が安定します。
また、上場するためには様々な条件をクリアしなければならないために、それだけで企業として優秀であることが広く知られることになり、取引先や金融機関、顧客に対してのイメージを強化し、その信用を高めることができます。

これ以外では、株式公開の準備を行う過程において、組織的な経営転換がされるために、企業の組織力が高まり、また知名度も上がることにより、優秀な人材の確保も行えるようになるために、企業として管理体制の充実を図ることも可能になります。

しかしながら、上場をすることによって企業が公開されることになるために、デメリットが発生することもあり、株が株式市場にて自由に売買されてしまう結果、株の買い占めによって経営権が侵害されたり、買収の対象になったりすることもあり、また投機取引の対象となることにより、株価が不安定になってしまうことなどがあるのです。